TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP 第四期受講生募集

TOTEM POLE PHOTO GALLERYでは、写真作品制作を行う人々に向けての写真ワークショップを開講いたします。講師による写真講評の他に、ゲストを招いてのトークショーや特別講座、オンラインによる写真史の講義などを行います。またワークショップ最終回のプレゼンテーションで最優秀に選出された作品は、TPPGでの個展開催の権利を得ます。

TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP 第四期受講生募集

国籍も年齢も違い、また作風や経歴も異なる有元伸也宛超凡、二人の講師の講評を受けることにより、多角的かつ客観的に作品制作に向かうことを目指します。
このワークショップの目標は、参加者全員が半年間で進行中の作品を完成する、または新たにテーマを見つけて創作し続けるということを目指して開催いたします。それを実現するために、担当講師と一緒に写真を選んだり、編集したり、また写真について話し合ったりする場を設けます。その他にも、現在活躍するアーティストと交流できるトークショーや講座などを定期に催します。
ワークショップの最終回では受講生によるポートフォリオレビューを行い、投票で最優秀に選ばれた作品は、トーテムポールフォトギャラリーにて一週間の会期、無料で展覧会を開催することができます。

より多くの人に作品を見せるために、真剣に写真に取り組みましょう。

過去の受講生による写真展

第二期 TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP グランプリ受賞写真展

福田 晴紀 / Haruki Fukuda

石蔵が見える / The View of Stone Warehouse

第一期 TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP グランプリ受賞写真展

張宸靖 / チョウシンセイ / Zhang Chenjing

風景が見える部屋 / Room with a view of the landscape

2024.2.27 (tue) – 3.3 (sun)

耿 一寧 / Geng Yining

緑の肖像 / The Portrait of Green

2023.8.1 (tue) – 8.6 (sun)

胡 揚 / Hu Yang

接ぎ地 / Grafted Places

2023.7.25 (tue) – 7.30 (sun)

第一期トーテムポールフォトワークショップ受講生によるグループ展

The World Through Our Eyes vol.2 

2023.4.11 (tue) – 4.16 (sun)

講師紹介

有元伸也 / Shinya Arimoto

1971年 大阪府出身
1994年 ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業
1998年 第35回太陽賞受賞
2008年 TOTEM POLE PHOTO GALLERYを設立
2017年 第26回林忠彦賞受賞
2017年 日本写真協会作家賞受賞
2000年より写真専門学校にて講師を務める


宛 超凡 / Wan Chaofan

1991年 中国河北省固安県出身
2016年 第4回KAWABA NEW-NATURE PHOTO AWARD・川場村賞、第5回キヤノンフォトグラファーズセッション・キヤノン賞
2021年 東京藝術大学美術研究科博士課程修了
2021年 第44回写真新世紀・優秀賞
2023年 第24回三木淳賞受賞
STAIRS PRESS共同創設者

01:写真選びと編集
参加者は毎週写真を持ちより、講師と共に写真を選びます。選ぶ過程を他の参加者と共有しながらがら議論してゆきます。

02:テーマの考え方・探し方
各人の興味があるテーマをさらに深く追求し、テーマを完成します。

03:写真史講座
参加者の考察をさらに深めるために、写真史・写真集紹介などをテーマにしたオンライン講座や写真家紹介のレクチャーを随時行います。

04:アーティスト講座
『他山の石以て玉を攻むべし』。写真作品を制作するうえで、ほかのジャンルの芸術を知る必要があります。本ワークショップでは、不定期に他のジャンルのアーティストを招き講座を行います。

05:写真家トーク・フォトレビュー
ゲスト写真家による講座・トーク・フォトレビューを行います。コンセプチュアル写真やストレート写真など、様々な写真の創作方法を紹介します。

06:質問応答
参加者の作品制作時の疑問などをアドバイスしてゆきます。

07:最優秀作品選考
ワークショップ最終回では、作品プレゼンテーションを執り行います。受講者各人が10分間の持ち時間でプレゼンテーションと質問応答を行い、ゲスト審査員と講師による協議の上、今期ワークショップの最優秀作品を選出します。

08:写真個展
最優秀作品に選ばれた受講生は、TOTEM POLE PHOTO GALLERYで個展を開催する権利を得ます。展示期間内には講師を交えてのトークイベントを行います。このトークイベントは TOTEM POLE PHOTO GALLERY の Instagram アカウントでライブ配信します。

6ヶ月間、合計24回(対面ワークショップ)

写真を見るワークショップ:毎週土曜日 19:30~22:00(24回)
オンライン写真講座:不定期開催 20:30~22:00
※時間を延長する場合もあります。

費用:120,000円(全24回のワークショップと、最優秀作品展のギャラリー使用料を含む)
定員:18名(先着順)

2025年1月11日(土)19:30〜22:00

TOTEM POLE PHOTO GALLERY
180-0004 東京都新宿区四谷四丁目22 第二富士川ビル1F
TEL: 03-3341-9342
Mail: info@tppg.jp

    TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP Report vol.19

    第三期WSも全24回中の20回を迎え、個展開催の権利のグランプリを決める公開プレゼンテーションの日程も近づいてきました。当WSはギャラリーメンバーの有元と宛の二人の講師で開催しているわけだが、その他にも写真家であるメンバーが多く所属している。その中のひとり、現在個展開催中の水島貴大にWSに参加していただきました。

    TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP Report vol.17

    先日のワークショップでは、公開講座として写真家 梁丞佑さんをゲストに招いて、当WS講師の有元との対談形式で執り行いました。留学生として来日した当時の日本の印象から、学生時代の過ごし方や作品にまつわるエピソード、土門拳賞受賞作品「新宿迷子」の制作秘話や、発表前の最新作「辛朝鮮」の撮影のきっかけに至るまで、作品上映を交えながら多くのお話をしていただきました。その一つ一つがヤンさんの生命のエネルギーに満ちたものであり、若い写真家の卵たちにとっては学ぶべき事が多かったことと思います。

    TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP Report vol.16

    全24回のワークショップの集大成として、受講生による作品プレゼンテーションと、グランプリを決定する審査会を執り行いました。受講生たちの作品を多くの人に見ていただきたい事と、プレゼンテーションに緊張感を与えるために、受講生以外の方にも参加頂いての公開審査としています。そして、ワークショップ内だけでのプロセスを評価するのではなく、完成した作品を客観的に評価していただくために、毎回外部から審査員を招いています。審査時にギャラリーにて展示していた有元の作品「キジバト」を掲載していただいていた縁もあり、今回は雑誌『写真』編集長である村上仁一氏にゲスト審査員を努めていただいての開催となりました。

    TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP 第三期受講生募集

    TOTEM POLE PHOTO GALLERYでは、写真作品制作を行う人々に向けての写真ワークショップを開講いたします。講師による写真講評の他に、ゲストを招いてのトークショーや特別講座、オンラインによる写真史の講義などを行います。またワークショップ最終回のプレゼンテーションで最優秀に選出された作品は、TPPGでの個展開催の権利を得ます。

    TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP Report vol.15

    先週のワークショップでは、前回のワークショップで見事にグランプリを獲得した張宸靖さんの個展「風景が見える部屋 / Room with a view of the landscape」が開催中だったので、彼にフロアレクチャーをしていただきました。
    友人知人の部屋全体をカメラ・オブスキュラにして撮影した労作。部屋から見える風景だけでなく、その部屋の住人を印画紙の前に立たせ、そのシルエットも同時にペーパーネガ(写真印画紙)に焼き付けています。

    TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP Report vol.14

    昨年8月に開始した第二期トーテムポールフォトワークショップは半年間の講座を経て、3月30日をもってひとまず終了となります。最終回ではワークショップの集大成として、受講生による作品のプレゼンテーションと、グランプリを決定する審査を行います。ゲスト審査員に雑誌『写真(Sha Shin)』の編集長である村上仁一氏を招いての開催。グランプリ受賞者には10月にTPPGでの個展開催の権利が与えられます。