TOTEM POLE PHOTO WORKSHOPでは公開講座として、2月18日(土)に写真家の甲斐啓二郎さんをゲストに招いて特別公開講座を開催します。当講座はワークショップ受講生以外の方も聴講になれます。以下のフォームよりご予約の上参加下さい。
TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP 公開講座 vol.2 「作品テーマの発見とその探求について」写真家 甲斐啓二郎 の視座
2016年に第28回写真の会賞を受賞した「手負いの熊」や、2020-2021年に第20回さがみはら写真賞と第45回伊奈信男賞を受賞した「骨の髄」など、生身の人間同士が激しくぶつかりあう祭事の作品で知られる甲斐啓二郎さんですが、それらの作品に着手する以前からスポーツ雑誌等でのカメラマンとしてのキャリアがあり、またアスリートたちを題材にした作品も手掛けてきました。
今回の公開講座では、如何にして現在のテーマに辿り着いたのか。またどのようにそのテーマを深く掘り下げ発展させてきたのかを、過去の作品から現在進行形の作品までを上映しながら解説していただきます。 作品のテーマ選定について考えておられる方など、この機会に是非ご参加ください。
・日時:2023年2月18日(土)19:30〜21:30 ・場所:TOTEM POLE PHOTO GALLERY ・費用:2,000円(当日受付にてお支払いください) ・定員:10名(以下のフォームよりご予約下さい)
参加お申込みフォーム
甲斐啓二郎プロフィール 1974年福岡県生まれ。 1997年日本大学理工学部海洋建築工学科卒業。 2002年東京綜合写真専門学校卒業。現在、同校非常勤講師。 スポーツという近代的概念が生まれる以前の世界各地で伝統的に行われている格闘的な祭事を、その只中に身を投じながら撮影し、人間の「生」についての本質的な問いに対して写真で肉薄する作品を発表している。 2016年Daegu Photo Biennale(韓国)、2018年Taipei Photo(台湾)、2019年Noorderlicht International Photography Festival(オランダ)などのグループ展に参加。個展多数。 写真集に『Shrove Tuesday』(TOTEM POLE PHOTO GALLERY、2013年)、『手負いの熊』(TOTEM POLE PHOTO GALLERY、2016年)がある。 最新写真集『骨の髄』(新宿書房)を2020年3月に刊行。 2016年、写真展「手負いの熊」「骨の髄」で第28回写真の会賞を受賞。 2020年に写真集『骨の髄』にて、第20回さがみはら写真賞を受賞。 2021年、同写真展にて第45回伊奈信男賞を受賞。
WEBSITE https://www.keijirokai.com/
INSTAGRAM https://www.instagram.com/keijiro_kai/
Shrove Tuesday 2012
Shrove Tuesday 2013
手負いの熊 / Wounded Bears 2014
手負いの熊 / Wounded Bears 2015
手負いの熊 / Wounded Bears 2016
骨の髄 / Down to the Bone 2015
骨の髄 / Down to the Bone 2016
Opens and Stands Up 2017
Charanga 2019
綺羅の晴れ着 / Clothed in Sunny Finery 2020
先週土曜日は大晦日につき休講。今年最初のワークショップは通常どおりにギャラリー内での作品発表。昨年最後のワークショップ内でポートレート撮影の課題を提示していたのですが、その課題を発表してくれた受講生たちは、それぞれ今までとは違う作品になっていて、作品制作について新しい扉が開いたのではないでしょうか。以前のオンライン講座でも伝えたのですが、「人の写真を撮る」ことが重要なのではなく、「自分の作品から『人』を除外して考えないこと」が大切なのだと思います。
当ワークショップの受講者には社会人、現役の写真学生、写真を初めて間もない人など、様々なキャリアの参加者がいます。当然、写真作品やカメラについての知識も人それぞれです。今回のオンライン講座では少し息を抜いて、気軽に話し合いができる場として、「カメラと写真作品の相関関係」と題した講座を開催しました。
今週のTPPGではワークショップ受講者の黒雀さん の個展「Olive 」を開催中でした。ワークショップ開始前に作者による作品解説と、展覧会開催の感想や来場者の反応などを他の受講生に向けて話していただきました。
当ワークショップでは受講生の作品の向上に務めることを主なる目的として開催しています。当日までに受講生が新たに撮影した作品をプロジェクターで上映し、講師による検討や受講生同士のディスカッションを通じて、次回の撮影の為の新たなアイディアが生まれたり、また反省点なども見つけてゆきます。その他にも時間の許す限り、受講生がお気に入りの写真集を紹介したり、見に行った写真展についての情報を交換したりと、自発的な写真活動の場を設けいています。
通常は土曜日のギャラリークローズ後に開催しているワークショップですが、今週はイレギュラーで日曜日の午前中から、恵比寿にある「写真集食堂めぐたま 」を貸し切って、日本近代写真史の講義を開催しました。
TOTEM POLE PHOTO WORKSHOPでは公開講座として、写真家の百々新さんをゲストに招いて特別公開講座を開催します。当講座はワークショップ受講生以外の方も聴講になれます。以下のフォームよりご予約の上参加下さい。
TOTEM POLE PHOTO WORKSHOPでは、隔週月曜日にオンライン講座を開講しています。11月28日(月)20時30分〜22時30分、講師の有元が肖像写真の歴史やその魅力などを講義いたします。こちらの講座につきましてはワークショップ受講生以外の視聴も可能となっております。詳しくは以下を御覧ください。
TOTEM POLE PHOTO GALLERYでは、写真作品制作を行う人々に向けての写真ワークショップを開講いたします。講師による写真講評の他に、ゲストを招いてのトークショーや特別講座、オンラインによる写真史の講義などを行います。またワークショップ最終回のプレゼンテーションで最優秀に選出された作品は、TPPGでの個展開催の権利を得ます。 ≫ WeChat(中文 / 日本語)