TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP Public Lecture vol.7

TOTEM POLE PHOTO WORKSHOPでは公開講座として3月8日(土)19時30分〜、ワークショップの講師である有元伸也の写真展「キジバト / Tokyo Turtle Dove 2」に合わせて、写真家の本山周平氏をゲストに招いて有元との対談を開催します。当講座はワークショップ受講生以外の方も聴講になれます。

かつて《都市》は多くの若い写真家にとって修練の場であったように思える。しかし昨今、私が講師を務めている写真学校などでも《周縁》を撮る若者が多くなったと感じている。そして今回の自身の展示でも東京の周縁部である多摩地域を撮影しているのだが、その傾向は加齢に伴う興味の変遷なのか? またはグローバル化する世界に対抗する、地方の特殊性への礼賛なのか?
都市から地方へと、そのテーマを変遷させてきた本山周平氏と共に、作家の来し方行く末について対談いたします。

– 有元伸也

・日時:2025年3月8日(土)19:30〜21:00
・場所:TOTEM POLE PHOTO GALLERY
・費用:1,000円(当日受付にてお支払いください)
・定員:15名


    本山 周平 | MOTOYAMA Shuhei

    1975年 熊本県八代市生まれ
    2000年 専門学校東京ビジュアルアーツ写真学科研究科卒業
    2001年-2006年 photographers’ galleryにて活動
    2007年-2009年 ギャラリー街道にて連続展
    2009年より専門学校東京ビジュアルアーツ写真学科非常勤講師
    2012年- GRAF Publishers設立、代表、活動

    写真家による自主運営ギャラリーでの連続展や自身で写真集、展覧会などを企画、制作していくスタイルで活動。主なグループ展に2012年の「写真の現在4-そのときの光、そのさきの風-」(東京国立近代美術館・東京・竹橋)はじめ、日本全国のギャラリーにて精力的に個展、グループ展を開催。2012年より自身が代表を務める出版レーベルGRAF Publishersを設立し、活動している。現在、同レーベルによる写真集の企画、編集なども手がける。

    ■出版
    2005年『世界Ⅰ』(photographers’ gallery)
    2005年『In-between 5-ルクセンブルグ、オランダ-』(EU・ジャパンフェスト日本委員会)
    2006年『SM TABLOID BOX』(photographers’ gallery)
    2009年『写真の手帖全集』(私家版)
    2010年『日本2001-2010』(蒼穹舎)
    2016年『NIPPON 2003-2013』 (蒼穹舎)
    2016年 熊本震災支援写真集『あの春 2011.3』(あの春プロジェクト)
    2017年『GRAF BOX』 (GRAF Publishers)
    『一路』(GRAF Publishers+写真同人誌九州)
    2020年『GRAF PHOTOBOOK1-瀬戸内 山陰-』(GRAF Publishers)
    2021年『日本 2010-2020』(蒼穹舎)
    『GRAF PHOTOBOOK2-東京-』(GRAF Publishers)
    新訂版『写真の手帖全集』(私家版)
    2024年『GRAF PRINTS 1』(GRAF Publishers)

    ■受賞
    1999年 第20回「キヤノン写真新世紀」佳作
    2011年 さがみはら写真新人奨励賞

    WEBSITE
    https://grafpublishers.com/

    月光(2002)
    月光(2002)
    月光(2002)
    月光(2002)
    日本(2001)
    日本(2005)
    日本(2010)
    日本(2010)

    TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP 第四期受講生募集

    TOTEM POLE PHOTO GALLERYでは、写真作品制作を行う人々に向けての写真ワークショップを開講いたします。講師による写真講評の他に、ゲストを招いてのトークショーや特別講座、オンラインによる写真史の講義などを行います。またワークショップ最終回のプレゼンテーションで最優秀に選出された作品は、TPPGでの個展開催の権利を得ます。

    TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP Report vol.20

    全24回のワークショップは後一回を残していますが、ゲスト審査員を依頼した菅沼比呂志氏(インディペンデント・キュレーター、武蔵野美術大学教授)の都合により、23回目である12月7日に公開プレゼンテーションを開催しました。この日程については受講生には9月の段階で伝えてあるので、各自準備には抜かり無いでしょう。

    TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP Public Lecture vol.6

    6月に開始した第二期トーテムポールフォトワークショップは半年間の講座を経て、12月7日をもってひとまず終了となります。最終回ではワークショップの集大成として、受講生による作品のプレゼンテーションと、グランプリを決定する審査を行います。ゲスト審査員にインディペンデント・キュレーター、武蔵野美術大学教授である菅沼比呂志氏を招いての開催。グランプリ受賞者にはTPPGでの個展開催の権利が与えられます。(画像は前回の様子)

    TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP Report vol.19

    第三期WSも全24回中の20回を迎え、個展開催の権利のグランプリを決める公開プレゼンテーションの日程も近づいてきました。当WSはギャラリーメンバーの有元と宛の二人の講師で開催しているわけだが、その他にも写真家であるメンバーが多く所属している。その中のひとり、現在個展開催中の水島貴大にWSに参加していただきました。

    TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP Report vol.17

    先日のワークショップでは、公開講座として写真家 梁丞佑さんをゲストに招いて、当WS講師の有元との対談形式で執り行いました。留学生として来日した当時の日本の印象から、学生時代の過ごし方や作品にまつわるエピソード、土門拳賞受賞作品「新宿迷子」の制作秘話や、発表前の最新作「辛朝鮮」の撮影のきっかけに至るまで、作品上映を交えながら多くのお話をしていただきました。その一つ一つがヤンさんの生命のエネルギーに満ちたものであり、若い写真家の卵たちにとっては学ぶべき事が多かったことと思います。

    TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP Report vol.16

    全24回のワークショップの集大成として、受講生による作品プレゼンテーションと、グランプリを決定する審査会を執り行いました。受講生たちの作品を多くの人に見ていただきたい事と、プレゼンテーションに緊張感を与えるために、受講生以外の方にも参加頂いての公開審査としています。そして、ワークショップ内だけでのプロセスを評価するのではなく、完成した作品を客観的に評価していただくために、毎回外部から審査員を招いています。審査時にギャラリーにて展示していた有元の作品「キジバト」を掲載していただいていた縁もあり、今回は雑誌『写真』編集長である村上仁一氏にゲスト審査員を努めていただいての開催となりました。

    TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP 第三期受講生募集

    TOTEM POLE PHOTO GALLERYでは、写真作品制作を行う人々に向けての写真ワークショップを開講いたします。講師による写真講評の他に、ゲストを招いてのトークショーや特別講座、オンラインによる写真史の講義などを行います。またワークショップ最終回のプレゼンテーションで最優秀に選出された作品は、TPPGでの個展開催の権利を得ます。