TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP Report vol.16

全24回のワークショップの集大成として、受講生による作品プレゼンテーションと、グランプリを決定する審査会を執り行いました。受講生たちの作品を多くの人に見ていただきたい事と、プレゼンテーションに緊張感を与えるために、受講生以外の方にも参加頂いての公開審査としています。そして、ワークショップ内だけでのプロセスを評価するのではなく、完成した作品を客観的に評価していただくために、毎回外部から審査員を招いています。審査時にギャラリーにて展示していた有元の作品「キジバト」を掲載していただいていた縁もあり、今回は雑誌『写真』編集長である村上仁一氏にゲスト審査員を努めていただいての開催となりました。

雑誌『写真』編集長の村上仁一氏は、編集者であり写真家でもあります。その両方の目線から、各受講生に的確かつ丁寧なコメントをしていただきました。受講生の今後の制作に役立つアドバイスになったと思います。

緊張しながらも、制作とプレゼンテーションの練習の成果を。受講生の王くんは『写真』キャップをかぶっての発表。

全員のプレゼンテーション終了の後、村上編集長と有元と宛の二人の講師による厳正な審査の後、各賞の発表。

その結果、福田晴紀さんの作品「石蔵が見える」が見事グランプリに選出されました。福田さんには、今年10月にTPPGでの個展の権利と、副賞として村上編集長の初写真集である「雲隠れ温泉行き」が贈呈されました。
福田さんおめでとうございます!個展に向けてさらに作品を向上すべく制作に励んでください。

受講生の皆さん、半年間に及ぶワークショップお疲れ様でした!これからも作品制作を頑張ってください。

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