日曜日の展示搬出後、深夜まで続く搬入作業。
明日4月11日〜4月16日の一週間、TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP受講生12名によるグループ展「The World Through Our Eyes vol.2 」が開催されます。今回の展示では壁面作品は一人一枚(1カット)に限定し、それぞれの作品の前にはA3サイズのポートフォリオを併せて展示しています。
トーテムポールフォトギャラリー / An artist-run photography gallery in Tokyo
日曜日の展示搬出後、深夜まで続く搬入作業。
明日4月11日〜4月16日の一週間、TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP受講生12名によるグループ展「The World Through Our Eyes vol.2 」が開催されます。今回の展示では壁面作品は一人一枚(1カット)に限定し、それぞれの作品の前にはA3サイズのポートフォリオを併せて展示しています。
通常は19時30分からギャラリー内で開催しているワークショップですが、先週の土曜日は特別講座として東京ビジュアルアーツ専門学校の協力の下、午前10時から暗室体験講座を開催しました。今期のワークショップ受講生はほとんどの人がデジタルカメラで撮影を行っています。作品をプロジェクターで上映して講評するにはそれが便利なのですが、本格的に写真作品を制作してゆくのなら、一度ならずとも経験しておいて欲しい暗室作業。
今週のワークショップでは、TPPGメンバーのJohn Sypalの写真展「Nebraska Life」が開催中だったので、展覧会場にてJohnによる作品解説から開始しました。先週のワークショップで受講生の一寧さんが香港とマカオで撮影したストリートスナップを見せてくれたので、折よくJohnによるストリートスナップの方法論などを解説してもらう。
このワークショップも6ヶ月のスケジュールの半分を過ぎて、いよいよ受講生の作品も具体的になってきた。前回のワークショップでは張宸靖さんが巨大なプリントを持参してくれた。これはワークショップ当初、彼の自己紹介の時に見せてくれたカメラ・オブスキュラによる作品を、講師や他の参加者とのディスカッションでアイディアをブラッシュアップして制作したものでした。
TPPGメンバーの淵上裕太写真展「路上 Ⅻ」が開催中だったので、ワークショップ開始前に今回の展示の内容や、上野公園をテーマに制作を続ける理由などを話していただきました。今回の展示では撮り下ろしの新作の他にも、過去の展示で使用した作品の一部をクローズアップした写真も展示してありました。
TOTEM POLE PHOTO WORKSHOPでは公開講座として、2月18日(土)に写真家の甲斐啓二郎さんをゲストに招いて特別公開講座を開催します。当講座はワークショップ受講生以外の方も聴講になれます。以下のフォームよりご予約の上参加下さい。
先週土曜日は大晦日につき休講。今年最初のワークショップは通常どおりにギャラリー内での作品発表。昨年最後のワークショップ内でポートレート撮影の課題を提示していたのですが、その課題を発表してくれた受講生たちは、それぞれ今までとは違う作品になっていて、作品制作について新しい扉が開いたのではないでしょうか。以前のオンライン講座でも伝えたのですが、「人の写真を撮る」ことが重要なのではなく、「自分の作品から『人』を除外して考えないこと」が大切なのだと思います。
当ワークショップの受講者には社会人、現役の写真学生、写真を初めて間もない人など、様々なキャリアの参加者がいます。当然、写真作品やカメラについての知識も人それぞれです。今回のオンライン講座では少し息を抜いて、気軽に話し合いができる場として、「カメラと写真作品の相関関係」と題した講座を開催しました。