Tokyo Turtle Dove

有元伸也 / Shinya Arimoto

キジバト / Tokyo Turtle Dove

2024.3.19 (tue) – 3.31 (sun)

Open 12:00 – 19:00 Closed Mondays


東京の都市部から西に向けて走る。23区を抜け多摩地域に入ると、風景だけでなくそこにある生態にも変化がある。都市部ではよくみる鳥である鳩も、多摩地域ではやや小ぶりの体躯になり、羽毛の色が茶褐色を帯びている。主に都市に生息しているドバトは群れで行動するが、その反面キジバトは単独もしくはツガイで行動し、餌を求めて人に寄りつくこともなく、唯そこに生きている。
– 有元伸也

※2024年1月20日に発売された雑誌『写真』vol.5「フェイス/Faces」に掲載した作品と、その後撮り下ろした新作を追加して展示いたします。

Heading westward out of urban Tokyo into the Tama region, there are changes in not just scenery but ecology, too. The turtle doves found out here have feathers of a brownish tint and are slightly smaller than the pigeons in Tokyo. While city pigeons tend to flock together, these turtle doves tend to live alone or in pairs. Never approaching people in search of food, they simply live their lives.
Shinya Arimoto

会期中のイベント情報
3月30日(土)18:30〜21:00、TOTEM POLE PHOTO GALLERYにて開催しているワークショップの受講生による公開プレゼンテーションと、グランプリを決定する審査会を執り行います。昨年8月に開始したワークショップの受講生の集大成となる作品をご高覧いただけましたら幸いです。ゲスト審査員には雑誌『写真』編集長である村上仁一氏をを招いての開催。グランプリ受賞者には10月にTOTEM POLE PHOTO GALLERYでの個展開催の権利が与えられます。このイベントにはWORKSHOP受講生以外の方も参加になれます。参加希望の方は以下のフォームにてお申し込みください。

  • 場所:TOTEM POLE PHOTO GALLERY
  • 日時:2024年3月30日(土)18時30分〜21時
  • 定員:15名
  • 費用:無料

    村上仁一氏プロフィール

    1977年、東京生まれ。第16回写真「ひとつぼ展」グランプリ、第5回 ビジュアルアーツフォトアワード大賞を受賞。写真集『雲隠れ温泉行き』『地下鉄日記』を出版。2008年から2021年まで雑誌『日本カメラ』の編集部に在籍。写真家の作品集や書籍の編集にも携わる。2021年、合同会社PCTを立ち上げ、webサイト「Photo&Culture,Tokyo」の運営、2022年1月に創刊した雑誌『写真(Sha Shin)』の編集長を務める。

    https://www.shashin.tokyo/