T3 PHOTO FESTIVAL TALK EVENT

ギャラリーメンバーの有元伸也が10月22日から開催される「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」の関連イベントとして、10月26日(火)の19時〜20時30分、人類学者の竹倉史人さんとトークいたします。昨今の事情を鑑みてオンラインでの開催となりますが、基本無料でご視聴になれます(1000円のイベント応援チケットも有り)。予約の上ご視聴ください。

視聴予約はこちらからどうぞ

Liberalarts Labでは、東京京橋で10/22-31開催されるT3 PHOTO FESTIVAL TOKYOと協働して、「都市」をテーマに、全6回のシンポジウムを開催します!

私たちの日常的なコミュニケーションの中心にある「写真」、コロナによって世界が大きく変容する時代に、世界を観察し、そして作品を通じて問いかけるアーティストと、異なるジャンルのプロフェッショナルとの対話を通じて、幅広い視点からこれからの社会について考察する場として開催いたします。

10月26日(火)は、写真集「西藏より肖像」をはじめとした国内外のポートレート作品や、都市などでたくましく生きる生物としての人間の姿を長年とらえてきた有元伸也さん。人類学者で、新刊に『土偶を読むーー130年間解かれなかった縄文神話の謎』(晶文社、2021)を発表し、土偶のついての新解釈を発表した竹倉史人さんをお招きします。

都市部での撮影と並行して東京西部の山間部へ通い、かつて人の営みがあったであろう痕跡とそこに生息する虫たちをとらえたシリーズに行き着いた有元伸也さんがどのように自らの作品をアップデートしてきたか。古今東西の神話、儀礼、呪術の分析を通して、人類の普遍的心性とその歴史的展開について探究してきた竹倉さんが行き着く解釈の新フレーム。その互いのジャンルに於いて、どのように認知のフレームを刷新してきたについて考察や問いを深めていくトークイベントを行います。

(公式サイトより)

竹倉史人プロフィール:
人類学者。独立研究者として大学講師の他、講演や執筆活動などを行う。武蔵野美術大学映像学科を中退後、東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒業。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程満期退学。古今東西の神話、儀礼、呪術の分析を通して、人類の普遍的心性とその歴史的展開について探究している。著書に『土偶を読むーー130年間解かれなかった縄文神話の謎』(晶文社、2021)、『輪廻転生』(講談社現代新書、2015)など。