第三期WSも全24回中の20回を迎え、個展開催の権利のグランプリを決める公開プレゼンテーションの日程も近づいてきました。当WSはギャラリーメンバーの有元と宛の二人の講師で開催しているわけだが、その他にも写真家であるメンバーが多く所属している。その中のひとり、現在個展開催中の水島貴大にWSに参加していただきました。
まずは開催中の個展「環島回憶錄 Part 2」についての作品解説から開始。水島さんが台湾を撮り始めたきっかけから、被写体へのアプローチの方法、自分の撮影スタイルの解説や展示方法に関するこだわりなどを話していただきました。当ワークショップ受講生には中国人の留学生なども参加しているのですが、水島さんは3年に及ぶ台湾での生活の中で中国語をマスターしているので、中国語での質疑応答にも難なく対応していました。
作品解説の後、各受講生の作品にコメントをしていただいた。今まではWS講師と受講生の間でのディスカッションが中心だったので、回を重ねるうちに内容が重複してくるのも否めない事実である。まったく初見の人が受講生の作品を見てどのような感想を述べるのか?そして、その人からの質問に対して受講生がどのような回答を持っているのか。それらを知ることは我々講師にとっても大変参考になった。さらに受講生にとっては来たるべき最終プレゼンテーションに向けての良い試練にもなったと思います。
水島さん、貴重なコメントをいただきありがとうございました!
水島貴大写真展「環島回憶錄 Part 2」は11月24日(日)19時までの開催。会期中、作者終日在廊して皆様のご来場をお待ちしております。