先日のワークショップでは、公開講座として写真家 梁丞佑さんをゲストに招いて、当WS講師の有元との対談形式で執り行いました。留学生として来日した当時の日本の印象から、学生時代の過ごし方や作品にまつわるエピソード、土門拳賞受賞作品「新宿迷子」の制作秘話や、発表前の最新作「辛朝鮮」の撮影のきっかけに至るまで、作品上映を交えながら多くのお話をしていただきました。その一つ一つがヤンさんの生命のエネルギーに満ちたものであり、若い写真家の卵たちにとっては学ぶべき事が多かったことと思います。
真剣な話の中でも、ヤンさんの人柄が滲むユーモアを交えながら、和やかな雰囲気で進行。ヤンさんにとっての燃料(?)を補給しながら、徐々にテンションを上げてゆきます。
購入した写真集「新宿迷子」にサインしてもらって記念撮影も。
若い写真家は狂犬みたいなものだ、あっちこっちに噛みついていけ。たとえ戦いに敗れて傷ついたとしても、路地裏で傷を癒やし再び立ち上がればよい。
梁丞佑