先週のワークショップでは、前回のワークショップで見事にグランプリを獲得した張宸靖さんの個展「風景が見える部屋 / Room with a view of the landscape」が開催中だったので、彼にフロアレクチャーをしていただきました。
友人知人の部屋全体をカメラ・オブスキュラにして撮影した労作。部屋から見える風景だけでなく、その部屋の住人を印画紙の前に立たせ、そのシルエットも同時にペーパーネガ(写真印画紙)に焼き付けています。
制作方法やそのプロセスを説明する張さん。彼は日本写真芸術専門学校の学生でもある。学校の授業とは別に、このワークショップを受講してくれていた熱心な写真学生。
同ワークショップ受講生の单さんの部屋からの眺め。印画紙の前に立つ彼の姿が影となり、未露光部分が白く残る。