TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP Report vol.6

TPPGメンバーの淵上裕太写真展「路上 Ⅻ」が開催中だったので、ワークショップ開始前に今回の展示の内容や、上野公園をテーマに制作を続ける理由などを話していただきました。今回の展示では撮り下ろしの新作の他にも、過去の展示で使用した作品の一部をクローズアップした写真も展示してありました。

展示作品と過去の作品のポートフォリオを見比べてみる。

また、会場のフロアーには8×10インチのバライタ印画紙を25枚並べて露光した作品も展示。
こちらの作品は展示が始まってから急遽思いつき、新たに制作して設置したそうです。この柔軟性もメンバーで運営するギャラリーならではのもの。

バライタペーパーのカーリングから、上野公園内の不忍池の蓮の葉を連想したそうです。
また、定期的に水遣りをすることで、印画紙のカーリングが変化する様子を楽しめます。

したたる水滴が不忍池の水を連想させるとの感想もありました。

一風変わった展示方法に受講生も興味津々でした。