Parlor entrance

渡辺英明 / Watanabe Eimei

Parlor entrance

2010.10.26 (tue) – 10.31(sun)

Open 12:00 – 19:00


派手な色使いの看板や幟が氾濫する東京の繁華街
その中でも、酷い状態になっているのが、パチンコ店の入り口だ
層になって重なり合うアニメの人気キャラクターなどのポスターや幟
その間を埋めるように造花や風船が隙間なく置かれ、見ているだけで苛ついてくる
しかし、そこには本能に訴えてくるような迫力と引力がある
ある意味、東京の繁華街の魅力といかがわしさを煮詰めた場所だ
苛つきながら引き付けられる「Parlor entrance」

10月31日(日)14時よりホンマタカシさん、大森克己さん、日置武晴さんを迎えてのトークショーを行います。入場無料 定員40名 
※トークショー参加希望の方は、その旨とお名前を記載の上 info@tppg.jp までメールにてご予約下さい。

●「Parlor entrance」トークショー
2010年10月31日午後2時スタート
トークショー出席者

ホンマタカシ(ほんま たかし)
1962年生まれ。東京都出身。日本大学芸術学部中退。
広告制作会社ライトパブリシティを経て、写真家として独立。1998年、第24回木村伊兵衛写真賞受賞。
主な写真集に「東京郊外 TOKYO SUBURBIA」(1998年光琳社出版) 、 「東京の子供」(2001年リトルモア)、
「TOKYO」(2008年aperture)など多数。2011年1月より金沢21世紀美術館で回顧展を開催予定。

大森克己(おおもり かつみ)
1963年生まれ。兵庫県出身。日本大学芸術学部写真学科中退。1994年、第9回「写真新世紀」で優秀賞を受賞。
主な写真集に「サルサ・ガムテープ」(1998年リトルモア)、「encounter」(2005年マッチアンドカンパニー)、
「サナヨラ」(2006年 愛育社)など多数。

日置武晴(ひおき たけはる)
1964年生まれ。東京都出身。日本大学芸術学部写真学科卒業後、婦人生活社、柴田書店の社員カメラマンを経て、写真家として独立。
主に雑誌や書籍の料理撮影で活躍し、多数の料理関係書籍の撮影を担当。

渡辺英明(わたなべ えいめい)
1964年生まれ。東京都出身。日本大学芸術学部写真学科卒業後、朝日学生新聞社編集部写真記者として勤務。
プライベートでは、都市の風景を テーマに東京を中心に、日本、世界各地の都市を撮影。
写真展は「苛つく、好きな街」「遠い場所」(Tokinon50/1.4)、「酷くて、好きな街」(ギャラリーニエプス)など多数。

司会
塩坂芳樹(しおさか よしき)
1964年生まれ。静岡県出身。日本大学芸術学部写真学科卒業後、EPIC ソニー(現Sony Music Entertainment )ビデオ制作部入社後
岡村靖幸、真心ブラザーズなどのクリップやライブ映像を制作。ホンマタカシ監督作品「How to 柔術」「A NEW HOMETOWN」
「謎のFLYING SAUCER FAKE OR LOVE?」「きわめてよいふうけい」にプロデューサーとして参加する。

渡辺英明(わたなべ えいめい)
1964年 東京都新宿区生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒業
主な写真展
1983年 三人展(渡辺英明、大森克己、宮澤佳久) 青山画廊
2005年 苛つく、好きな街  tokinon50/1.4
2006年 既視の街  tokinon50/1.4
2006年 遠い場所   tokinon50/1.4
2007年 苛つく、好きな街 ギャラリー・ニエプス
2007年 ミュージアム  tokinon50/1.4
2007年 街には拳固の雨が降る  tokinon50/1.4
2008年 ウィンチェスター  tokinon50/1.4
2007年 渋谷−続・苛つく、好きな街  tokinon50/1.4
2009年 ランドマーク  tokinon50/1.4
2009年 酷くて、好きな街vol.1  ギャラリー・ニエプス
2009年 酷くて、好きな街vol.2  tokinon50/1.4
2010年 東京は今日も晴れている  tokinon50/1.4