LONG SEASON PHOTOGRAPHERS SLIDESHOW

LONG SEASON

LONG SEASON PHOTOGRAPHERS SLIDESHOW

2025.8.19 (tue) – 8.24 (sun)

Open time
8.19 / 12:00-19:00
8.20 / 12:00-19:00
8.21 / 12:00-21:00 (19時以降有料制のスライドイベント開催、当日参加可)
8.22 / 12:00-21:00 (19時以降有料制のスライドイベント開催、当日参加可)
8.23 / 12:00-21:00 (18時以降有料制のスライドイベント開催、当日参加可)
8.24 / 12:00-19:00


「LONG SEASON」は写真家たちが作品を持ちよってスライドショー形式で見せていく、作品発表のプラットフォームです。これまでに全7回を開催。スタートは2022年夏。第2回目から「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」でも開催されてきました。2024年の夏からは代官山の「AL Gallery」を拠点に開催。そして2025年夏、はじめてTPPGで開催します。8回目の開催になる今回は、8/21(木)、22(金)、23(土)にそれぞれ別プログラムでスライドショーを開催。同会場にて、8/19(火)~24(日)の倉島水生+水島貴大の展示があります。

【ステートメント】
プリントで見せる展示、また写真集は写真家たちの発表のベースですが空間やページ数などの制約があり、写真家のリアルな息づかいを十分に伝えられるとは限りません。たとえるなら、いつでも音を奏でる音楽家のように写真家たちは日々写真を生み出しています。音楽家は何度もライヴを行い、表現を磨き、豊かにします。では写真家は何ができるのか?
スライド映写で明滅するたくさんのイメージ。そのなかから選び抜かれた写真はその後プリントになり、いずれ写真集におさまるかもしれません。いっぽうである時期、ある時にしか見ることができない写真の存在があります。写真の背後には膨大な写真がある。「LONG SEASON」はその厚み、そのリアルな積み重ねをスライド映写を経験しながら共有していきます。世代も志向もことなる複数の写真家が、ストレートな写真表現を進行形で深めていくセッションの現場が「LONG SEASON」です。


【スライド上映案内と出演者】

8/21(木)開演:19時 / 終演:21時 
出演:倉島水生(Kurashima Miu)、中嶋琉平(Nakashima Ryuhei)、庄司洋介(Shoji Yosuke)、三森いこ(Mimori Iko)、 渡邊りお(Watanabe Rio)

8/22(金)開演:19時 / 終演:21時
出演:GOTO AKI、新田樹(Nitta Tatsuru)、紀成道(Kino Seido)、時津剛(Tokitsu Takeshi)、井田宗秀(Ida Munehide) 

8/23(土)開演:18時 / 終演:21時
出演:東海林広太(Shouji Kouta)、新津保建秀(Shintsubo Kenshu)、西野壮平(Nishino Sohei)、蓮井元彦(Hasui Motohiko)、水島貴大(Mizushima Takahiro)、木村克彦(Kimura Katsuhiko) 

確実の出演者の詳細情報は、インスタグラム、https://www.instagram.com/long_season_slideshow/
にて発表します。出演の予定は変更になる場合があります。


【展示】
倉島水生+水島貴大 *プリントによる展示です*
8/19(火)~8/24(土)

【参加費】
各日一般:2000円(税込み)、学生:1500円(税込み)
3日通し:4300円(税込み)
*先着順(混雑時は立ち見になる場合があります)
*学割で購入の方は、当日学生証をご提示ください。

【販売】
*参加写真家のZINE、作品集などを販売します。

【ご予約】
以下のフォームに、氏名・メールアドレス・参加希望日程を入力の上、送信ボタンを押してください。

    © Kimura Katsuhiko
    © Kurashima Miu
    © Mimori Iko
    © Shintsubo Kenshu
    © Shoji Yosuke

    【作家プロフィール / Website】 (五十音順)

    紀成道(Kino Seido)

    https://www.instagram.com/kinoseido
    https://kinoseido.jp

    1978年、愛知県生まれ。「接点」をテーマに日本を撮影するドキュメンタリー写真家。2025年に「風と土と」で伊奈信男賞、「The Strata of Time」でSony World Photography Awards 風景部門1位を受賞。写真集に『かぜとつちと x elements』、『MOTHER』、『Touch the forest, touched by the forest.』(いずれも赤々舎)がある。


    木村克彦(Kimura Katsuhiko)

    https://www.instagram.com/katsuhiko_kimura
    https://www.katsuhikokimura.net

    1970年生まれ。Art Of Noise、Ken Ishiiをはじめとする多くのミュージシャンのレコード ジャケットのデザイン等を手掛けたのちNYへ移住。Buero New YorkでAnother Magazine等のデザイナーとして活躍後、The International Center of Photography NYで学び写真家として活動を始める。現在は日本に拠点を戻し「自然との調和」を理念に写真展、インスタレーション、雑誌、広告などを中心に活躍中。

    写真集
    2012年「月刊NEO 吉井怜」
    2018年「MONA」
    2022年「SHORES」

    展示
    2012年 個展「夢」ギャラリーArtdish(神楽坂・東京)
    2019年 個展「Love & Peace」富士フイルムフォトサロン(六本木・東京)
    2020年 個展「DRIFTERS」コミュニケーションギャラリー ふげん社(下目黒・東京)
    2020年 個展「SANDSCAPE」Skool(駒沢・東京)
    2022年 スライドショー「It never entered my mind」T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO(京橋・東京)
    2022年 個展「SHORES」BOOKMARC TOKYO (原宿・東京)
    2023年 個展「SHORES+」C7C GALLERY(名古屋市・愛知)
    2024年 インスタレーション「SHORES」「WHY NOTo」 写真と泊まれる宿 La Fotografia (金沢市・石川)


    倉島水生(Kurashima Miu)

    https://www.instagram.com/miukurashima
    https://miukurashima.com

    岐阜県高山市出身。記念写真館、アシスタントを経て2025年独立。2024年8月に初個展「Reflection」(229 gallery)を開催。


    水島貴大(Mizushima Takahiro)

    https://www.instagram.com/mizushimatakahiro/?hl=ja
    http://mizushima-takahiro.com/

    1988年、東京生まれ。2009年、東京ビジュアルアーツ卒業。2014年、第10回写真「1_WALL」ファイナリスト。17年 Young Art Taipei Photo Eye グランプリ。写真集に『Long Hug Town』(2018年) 。個展、グループ展多数。トーテムポール・フォトギャラリーメンバー。24年、BTSのリーダー、RMのセカンドソロアルバムのコンセプトフォトを撮影。台湾全土を5年半かけて撮り下ろした新作写真集を2025年に刊行予定。


    GOTO AKI(Goto Aki)

    https://www.instagram.com/goto_aki_photographer
    https://gotoakifoto.myportfolio.com/home

    1972年、川崎市生まれ。上智大学経済学部経営学科、東京綜合写真専門学校写真芸術第二学科卒業。

    1993-94年の世界一周の旅から現在までに56カ国を旅する。丸紅株式会社で天然ガスのパイプライン輸送ビジネスに従事した後、写真の道へ進む。東京綜合写真専門学校で鈴木清、小林のりお両氏に学び、1999年より写真家として活動を開始。日本各地の自然風景を主なモチーフとし、色彩や造形の調和、明暗による視覚的な深層効果を探究。窓と鏡の視点を往還するような視座から、風景に内在する抽象性を引き出す作品を制作している。写真集・個展に『LAND ESCAPES』『LAND ESCAPES FACE』『terra』などがあり、2019年の個展「terra」(キヤノンギャラリーS)および写真集『terra』(赤々舎)により、2020年日本写真協会賞新人賞を受賞。日本大学芸術学部准教授


    東海林広太(Shouji Kouta)

    https://www.instagram.com/ko_ta_s
    https://ko-ta-shouji.com

    1983 born in Tokyo Japan
    2007 active as a stylist and start
    2014 activity of a photography is begun

    solo exhibition
    2017 <Beautiful> SOYCHANG empty space / Tokyo
    2017 <つぎのblue> MARcourt DESIGNEYE/ Tokyo
    2019 <go sees >UltraSuperNew Gallery / Tokyo
    2019 <過去に写した時間 誰も知らなかった写真について> PARK GALLERY/Tokyo
    2019 <青い光> Void/Tokyo
    2019 <happen> zakura /Tokyo
    2021 <everything matters>/The wall , samva, zakura, Skool/ Tokyo
    2021 <あの窓とこの窓は繋がっている>/ same Gallery / Tokyo
    2022<somewhere>安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ&美唄郷土史料館/ie sapporo/Hokkaido/THINK OF THINGS /Tokyo
    2023<Nothing happened> 229gallery/Tokyo
    2023<パンザマスト>/printed union/ie sapporo/中山の家/Chiba
    2024<パンザマスト>/とをが/Tokyo


    庄司洋介(Shoji Yosuke)

    https://www.instagram.com/_yosuke_shoji_
    https://yosuke345.wixsite.com/website

    スタイリスト。1995年11月14日生まれ。蠍座。武蔵野美術大学 デザイン情報学科卒。在学中よりメンズファッションレーベルSOSHIOTSUKIの大月壮士氏に師事。写真家との共作のほかに、今回はスライドで自身の作品を上映する。


    新津保建秀(Shintsubo Kenshu)

    https://www.instagram.com/kenshu_shintsubo
    http://www.kenshu-shintsubo.com

    東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。主な作品集に、池上高志氏との共作『Rugged TimeScape』(FOIL、2010年)、『Spring Ephemeral』(FOIL、2011年)、『\風景』(角川書店、2012年)など。関連書籍に『思想地図β vol.2震災以後』(ゲンロン、2011)、『Hillside Terrace 1969-2019』(現代企画室、2019)など。近年の展覧会に、2022年「八甲田大学校」(国際芸術センター青森)、個展「往還の風景」(ART DRUG CENTER、宮城)、2023年「消え入りそうなほど 細かくて微妙な」(Mizuma Art Gallery、東京)などがある。


    時津剛(Tokitsu Takeshi)

    https://www.instagram.com/takeshitokitsu
    https://www.takeshitokitsu.com

    1976年、長崎市生まれ。東京都立大学法学部政治学科卒。都市や人、現代社会をテーマに作品制作を続けている。東京都在住。

    写真展
    「空氣 Atmosphere」2025年、PlaceM
    「BEHIND THE BLUE」2025年、KYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)KG+SELECT 2024年、ニコンサロン
    「東京自粛 COVID-19 SELF-RESTRAINT, TOKYO」2020年、PlaceM
    「45 seconds」2019年、nagune
    「CELL」2018年、ソニーイメージングギャラリー銀座
    「DAYS FUKUSHIMA」2012年、銀座ニコンサロン 2013年、大阪ニコンサロン

    写真集
    「空氣 Atmosphere」2025年
    「BEHIND THE BLUE」2024年
    「東京自粛 COVID-19 SELF-RESTRAINT, TOKYO」(PLEASE)2020年


    中嶋琉平(Nakashima Ryuhei)

    https://www.instagram.com/naka_shim

    2005年東京生まれ。2018年ごろから新宿のスケーターたちやスナップショットを撮影している。2023年にボードに発光体を取り付け長時間露光で撮影し、スケーターの動きと街を捉える「searching light 」を発表した。自宅暗室で自らプリント作業を行うほか、展示やzine制作など精力的に活動する。


    西野壮平(Nishino Sohei)

    https://www.instagram.com/sohei_nishino
    https://soheinishino.net

    1982年、兵庫県生まれ。大阪芸術大学写真学科を卒業、現在は静岡を拠点に制作活動を行う。主な個展に「NEW DIORAMAS」(マイケルホッペンギャラリー、ロンドン、2015年) 、「New Work」(サンフランシスコ近代美術館、2016年)、「線をなぞるーTracing Lines」(キヤノンギャラリーS、2021年)、グループ展に「New Cartographies:」 (Asia Society Texas Center、ヒューストン、2018年) 、「岡本太郎現代芸術賞」展(川崎市岡本太郎美術館、2021年)、「潜在景色」(アーツ前橋、2022年)「Photo City: How Images Shape the Urban World」(V&Aダンディー、2024年)など。


    新田樹(Nitta Tatsuru)

    https://www.instagram.com/tatsurunitta_photography
    https://tatsuru-nitta.wixsite.com/my-site-2

    1967年福島県出身、東京工芸大学を卒業後、麻布スタジオを経て半沢克夫氏に師事する。1996年独立。以後ロシア・エチオピアなどの旧共産圏諸国を背景としたテーマで作品を発表する。主な展示に、2003年「SURUMA」(コニカプラザ)、2007年「樹木の相貌」(コニカミノルタプラザ)。また、2010年から撮影を開始した、サハリン残留韓国・朝鮮人、日本人を追った連作がある。主な展示に、2015年「サハリン」(銀座ニコンサロン)、2022年「続サハリン」(ニコンサロン)、2023年「Sakhalin」(富士フィルムフォトサロン・周南市美術博物館・三鷹市美術ギャラリー )、「Sakhalin(サハリン)」(ソニーイメージングギャラリー銀座)T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 『態度が<写真>になるならば』「Sakhalin」「鏡」(東

    京スクエアガーデン)、2024年「雪」「ジャッカ・ドフニ 大切なものを収める家」展 開催にあわせて(高島屋史料館TOKYO )「樺太/サハリン」(写大ギャラリー)グループ展「スティル・エコー:境界の風景」(東京都美術館) などがある。


    蓮井元彦(Hasui Motohiko)

    https://www.instagram.com/motohiko_hasui
    https://motohikohasui.com

    1983年東京都出身。2003年渡英、Central Saint Martins Art and Design にてファウンデーションコースを履修した後、London College of Communicationにて写真を専攻。卒業後、2007年帰国。以降、東京を拠点に活動する。主な写真集に『Personal Matters』(Bemojake)、『Deep Blue – Serena Motola』(私家版)、『吉岡里帆写真集 so long』(集英社)、『for tomorrow』(Libro Arte)、『VIATOR / SWELL』(Libro Arte)の他、アーティストブック『つづいてゆくものの中で』(私家版)、『アフターオール』(私家版)などを出版する。


    三森いこ(Mimori Iko)

    https://www.instagram.com/iko_mimori/#
    https://ikomimori.com

    1998年神奈川県横浜市生まれ。明治大学情報コミュニケーション学部卒。フォトグラファーとして 活動中。ポートレートをメインに作品を制作している。2023年に初個展「ここでまた会おうよ」を開催。2024 年7 月、初個展の続編となる個展「この星の中」を開催、初の写真集を発表。


    渡邊りお(Rio Watanabe)

    https://www.instagram.com/riowatanabe_/

    1999年生まれ。山梨県富士吉田市出身。東京都在住。2021年より独学で写真を始める。22年、(株)アマナにアシスタントフォトグラファーとして入社。24年独立。商業写真と並行しながらネガカラーフィルムでのスナップ撮影などを行い、暗室でのプリント、展示を行い制作活動をしている。24年、初の個展「on the long hill」(same gallery)を開催。25年、個展「absence device」を開催


    井田宗秀(Ida Munehide)

    https://www.instagram.com/idapon7
    http://ida.viewbook.com/
    1978年東京都生まれ。日本大学生物資源科学部卒業。イメージスタジオ109勤務、写真家管洋志師事後、2003年独立。多くのクライアントワーク撮影を手がける傍ら、積極的に作品発表を行う。主なテーマは「広義的な人の行いとその環境」「感覚の視覚化」。(公社)日本写真家協会会員

    主な展示
    2006年 「祈り~BALI神々と生きる民~」(カフェフランジパニ)
    2010年 「奄美皆既日食音楽祭写真展」(ギャラリールデコ)
    2017年 「BREAKINGSCAPE」(銀座・大阪ニコンサロン )(東川賞ノミネート)
    2022年 「Road to high」(Maharita 逗子)
    「The shape of sound」(逗子アートフェスティバル)(音楽家no.9との共同作品)
    2023年 「Sentir DRAMMATICO 管洋志歴代アシスタント写真展」(ギャラリールデコ)
    2024年 「EXPRESSWAY」(ALギャラリー)
    2025年 「Behind the surface」(Winebar En Dehors)
        「MIX UP ~JPS選抜展~」(KG+2025 AMSギャラリー1)

    出版
    2010年 「Party in Legend」発行,TODOROKI
    2024年 「EXPRESSWAY」私家版


    【オーガナイザープロフィール / Website】

    池谷修一 (Iketani Shuichi)

    https://www.instagram.com/long_season_slideshow
    https://www.instagram.com/shuichi_iketani

    写真編集者・インディペンデントキュレーター 展覧会制作の仕事を経て編集者に。2011年~2020年「アサヒカメラ」編集部に在籍。写真集の編集、キュレーション、ワークショップを行っている。写真家たちの作品をスライドショーで提示するプラットフォーム「LONG SEASON」を主宰。木村伊兵衛写真賞の運営メンバー。

    はじめてキュレーションを行なった展覧会は、荒木経椎の「色景」。近年手掛けた展示に「写真家はどこから来てどこへ向かうのか —世界を歩き、地球を変換する写真」(西野壮平 × GOTO AKI)、「ウロボロスのゆくえ」(土田ヒロミ)、「KIPUKA: Island in My Mind」(岩根愛)、「たしか雨が降っていたから、」(インべカヲリ)、「Fat Fish Observations Report(Planet Fukushima 5)」(菅野純)などがある。2025年「ニュー・ピクチャーズ」展(The Reference/ソウル)にキュレーション参加。

    近年に編集した主な写真集に、『WOMEN』(ソール・ライター)、『terra』(GOTO AKI)、『深い沈黙』(小林紀晴)、『On The Corner』(ハービー・山口、中藤毅彦、大西みつぐ)、『少女礼賛』(青山裕企)、『BEHIND THE BLUE』(時津剛)、『この星の中』(三森いこ)などがある。

    主宰する「LONG SEASON」では、柏田テツヲ、木村克彦、東海林広太、名越啓介、嶌村吉祥丸、田口るり子、GOTO AKI、田中大輔、蓮井元彦、松岡一哲、水島貴大、ヨシノハナ、藤岡亜弥、金川晋吾、石川拓也、加藤雄太、新田樹、草野庸子、笠井爾示、徳永彩 、渡邊りお、小野啓 、熊谷直子、新津保建秀、濵本奏、西野壮平、池谷陸、大森克己、竹之内祐幸、広川智基らの作品を上映。